津波解析(原子力発電所)
社会基盤・エネルギーMPS
本事例は、波高約4m、秒速15mの津波が原子力発電所正面に到達した状況を模擬したものです。計算により、津波は堤防を乗り越えた後、発電所の敷地前面に構築された高さ約10~15mの砂丘で大部分は減衰されるものの、一部は砂丘を乗り越えて発電所敷地内に進入するという結果が得られました。本計算においては、流体を約240万粒子、建造物等を約390万粒子でモデル化し、実際の原子力発電所のスケールそのままに解析を実行致しました。
解析結果に対しレンダリング処理を行っています。
本解析対象は架空のものであり、実在の施設等とは一切関係ありません。
【解析条件】
領域:1.0km x 0.6km / 時間:1分間 / 総粒子数:630万