遊星ミキサによる粉粒体と液体の混合解析
素材・素形材Co-Sim:連成DEMMPS
本事例では、遊星ミキサにより固体粒子と流体が攪拌されるシミュレーションを示します。液体よりも比重の軽い固体粒子を用いることにより、流体に浮いていた固体粒子が遊星ミキサにより液体中に攪拌混合される様相が観察されます。
固体粒子を含む流体(固液混相流:スラリー流)は研磨剤などに使用され、固体粒子濃度が高いほど、見かけ上の粘性が高くなるという性質があります。このような固体粒子の挙動を数値的に解析する手法として、離散要素法(または個別要素法)(DEM: Discrete Element Method)があります。この方法は粒子間あるいは粒子と壁面の衝突、および衝突時の摩擦等を考慮して、粒子の挙動を追跡するものです。
※ Particleworks(MPS法)と離散要素法の連成解析には別途Granuleworksのライセンスが必要です。